まるで映画の舞台。季節限定の島カフェ「あわろは食堂」にいこう。 ランチ編
香川県三豊市の須田港から、小さなフェリーで15分で行けるスクリュー型のアートの島。粟島。「あわろは食堂」は、その島で5月から10月末の期間限定でオープンする小さな食堂です。
港に着くと立て看板が。海沿いに島のコンビニや、粟島のシンボルともいえる、海洋記念館前を進んでいくと、見えてくるのが「あわろは食堂」
新鮮な島を味わう食堂
あわろは食堂は、新鮮な海の幸と地産野菜の家庭料理と創作スイーツのお店。島の方が作る家庭菜園から直送される新鮮野菜、三豊市のフルーツ、そして漁師でもあるオーナー自慢の真鯛や、タコなど、これ以上ないほどの新鮮な食材を使ったお料理が、これまた、オーナーの朝倉夫妻が愛し、長年通い続けているおきなわのやちむんのお皿にならびます。
島のアートを満喫できる食堂
そしてもう一つの特徴が、アート!
粟島は、アートの島。瀬戸内国際芸術祭2022の秋会場にもなっていますが、芸術祭に参加する前の2011年から、若手芸術家の創作活動を支援するとともに、地域の人々との交流を通じて地域の活性化を目指す『粟島アーティスト・イン・レジデンス』が実施されている場所なのです。
食堂を始める前から、島を訪れるアーティストさんたちの憩いの場(酒盛りの場!?)として交流を深めていた朝倉夫婦のもとには、今でも多くのアーティストさんたちが訪れ、また作品を残していっているのです。
店名の『あわろは』も、先述した『粟島アーティスト・イン・レジデンス』で滞在した菊池良太氏の作品から来ているとのこと。
それは、世界中を行き来していた粟島の船乗りたち(過去記事参照)が航海時にお土産に、と持っていた『アロハシャツ』と『粟島』をかけて作られた、粟島のアロハシャツ『アワロハ』。
心地いい空気と音楽が流れる店内。大開口も窓(こちらもアート作品!)から見えるのは瀬戸内海。店内はそこかしこに、これまで粟島に関わってきたアーティストさんたちの作品。
メニュー紹介
2022年からリニューアルされたメニューがこちら
ランチは4種類
あわろは定食 ¥2500
あわろは漬け丼 ¥2000
あわろはプレート ¥1800
あわろはベジ島カレー ¥1800 (全て10%税込)
どれも店長渾身の一皿!
思う存分に島を味わいたいならやっぱりこちら!あわろは定食。
新鮮なお魚を、天ぷら、煮物、お刺身全て満喫できて、その日の旬の材料で作られた10種類程度の小鉢から、店長の気分で4種類並びます。
店長こだわりの小鉢を色々食べたい!そんなよくばりさんにおすすめなのはおかずプレート。何が出てくるかはお楽しみ。でも全部間違いないうまさ!
漬け丼だってこの贅沢さ!
店長の一品料理と共に、真昼間からオリオンビールも島時間ならではの贅沢かも!!
後編では、デザートや、今年から始まったばーろはについてご紹介します!
全て店長の手作りで作っているお店。週末は特に混み合います。ゆったり、まったり、島時間を楽しんでくださいね。
あわろは食堂情報
住所/香川県三豊市詫間町粟島1619
電話/090-3181-8360
営業日/金曜・土曜・日曜・祝日 ※毎年5月頃~10月末まで
営業時間/11:00~17:00頃
最新の情報は→→→ あわろは食堂インスタグラム
粟島への定期船情報は こちら