三豊市粟島を満喫!子どもガイドに聞く島の「ええとこ」
香川県三豊市の話題をお届けする「週刊みとよほんまモンRadio!」
10月7日のゲストは、まちづくり推進隊詫間の田尾あきこさん。
瀬戸内国際芸術祭、秋会期真っ只中の粟島での、田尾さんの取り組みについて伺いました。
まちづくり推進隊詫間の活動
実はこの日、保育園の親子遠足のガイドとして、粟島にいらっしゃることになっていた田尾さん。そこから電話でご出演・・・の予定でしたが、雨で延期になり、スタジオにお越しいただいての生出演となりました。
そんな田尾さんにまず、普段どんなお仕事をされているのか伺います。
田尾さん「地域の方と色々なことをしています。フラワーパーク浦島でマーガレットを皆さんに楽しんでいただいたり、紫雲出山の桜は近年、沢山の方にお越しいただいているので、スムーズにご覧いただけるようお手伝いをしたり・・・」
あわしまええとこガイドとは?
粟島の様子は、いかがですか?
田尾さん「たくさんの方がお見えになっていますね。そのなかで、地域の方が色々と協力をされている様子、見ていてとてもいい気持ちがします」
人と人との交流が深まっている粟島。
そこで田尾さんはどんな活動をされているのでしょうか。
田尾さん「粟島ではぜひ、こどもガイドを体験していただきたいと思います!『あわしまええとこガイド』という名前で、市内に住む小学生を中心に中学生・高校生も参加して、皆さんをご案内します。
船で渡るとなると、ハードルが高くなってしまうものですが、粟島は『ホームタウン』で『近いところにある島』と感じてほしい、そんな想いで、子どもたちに声を掛けたら、30人ほど手を挙げてくれました。
6年前から実施しているので、最初小学生だった子も、中学生・高校生になっています。そういった子もいますし、
粟島芸術家村に善通寺第一高校の生徒さんの作品があるのですが、その制作に参加していた方ともご一緒していて、高校生の方も10名くらいこられています」
もちろん、今回が初参加の方も。様々なきっかけで粟島のガイドになったようですが、これまでどのように準備してきたのでしょうか。
田尾さん「今年の5月から、月に数回粟島に来て活動してきました。地域の方の話を聞いて、粟島を全部回って、山にも登りましたよ。
そうやって学んだことを、自分の言葉で人に伝える、というところをぜひしてほしいなと思ってやってきました」
インプットと、アウトプット、違った大変さがありますね。
田尾さん「人の前でお話すると緊張して、自分の言葉にならないこともありましたが、一言でもいいから言ってみよう、と。皆さん少しずつ言葉数も増えてきて、目を見張るような成長をしていますよ!」
では、コースについて教えてください。
田尾さん「粟島中心部のコースと、西浜に行くコースと2つあります。漂流郵便局をご覧いただくプログラムはどちらにも入っています。
作品ができた2013年から、作家(久保田沙耶)さんと、局長の中田さん、それぞれと交流をさせてもらっているので」
届いたお手紙は先日、5万通を超えたという漂流郵便局。
どちらのコースに参加しても、ガイドさんのお話を聴きながら、局内を見学できます。
その他はコースごとに、歴史や、見所などをお話してもらいながらぐるりと散策。
そしてガイド終了後、現地解散ということですが?
田尾さん「西浜は特に作品も色々ありますし、貝殻を集めたり、夕日を楽しんだり、浜で遊んでいただく方もいらっしゃるかなと。お帰りは、粟島では今グリーンスローモビリティという電気自動車が走っているので、乗って港まで戻っていただくこともできます。いつもと違った速度で進むのも楽しいですよ」
あわしまええとこガイド、ぜひ参加してみたいです。
申込方法などをご紹介ください。
田尾さん「まちづくり推進隊詫間のホームページをご覧いただくと、予約フォームがあります。もし予約し忘れてしまっても、漂流郵便局前でお待ちしていますので、当日直接お越しください。
定員は、子どもの声が届く範囲で実施したいので8名程度に設定しています。多数お集りの場合は、2グループに分けて行ったりしますので大丈夫です!
参加費は大人が500円、中学生以下が200円です。漂流郵便局の入館料と、お土産がこの中に含まれています」
TAKUMAPも要チェック!
そして、今日はもう一つご紹介いただけるとか。
田尾さん「詫間にせっかくお越しいただいて、そのまま帰るのはもったいないな、ということで、飲食店の情報をまとめた「TAKUMAP(たくまっぷ)」を作りました。
詫間にはおいしいお店がたくさんあります。
お店のQRコードなども載せて、ホームページなども見てもらえるようになっています。観光交流局や、須田港、粟島港にも置いているので、手に取ってご覧ください」
「載っているお店はほぼ全部行ってる!」とこけ枝さんもオススメのお店情報満載のTAKUMAP。こちらもお見逃しなく。
瀬戸内国際芸術祭2022、秋会期は2022年11月6日(日)まで開催中。
ぜひ粟島、そして詫間をご堪能ください♪
最後に、田尾さんからリスナーの皆さまへひとこといただきました。
田尾さん「粟島は海員学校で船員さんを育ててきた所で、海に携わるお仕事をされてきた方も島の中にたくさんいらっしゃいます。
(そういった歴史もあり)島の外から訪れる私たちをすごく歓迎をしてくれる、おもてなし120%で待ってくれていると私も感じています。
芸術だけじゃない、たくさんの人たちとのかかわりを楽しみにお越しください。私も土日祝日は粟島に行こうと思っています。粟島でお待ちしています!」
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