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【参加無料】11/9(土)、12/7(土)開催「暮らしのライフセーバー養成講座」

香川県三豊市の最新情報をお届けしている「週刊みとよほんまモンRadio!」。
11月1日(金)の放送では「暮らしのライフセーバー養成講座」について伺いました!


地域戦略課の取り組み

スタジオにお越しいただいたのは三豊市地域戦略課、坪井さん。前回は「みとよ企業オープンチャット」をご紹介いただきましたが、現在はどんなお仕事を担当されているのでしょうか。

坪井さん 地域戦略課は、市の総合計画や総合戦略といった市の大きな方向性を示す業務、移住定住、大学・高校生との連携事業、市内の交通関係の事業などを担う課です。
私は、移住定住についての事業や、ベーシックインフラ整備事業を担当しています。

ベーシックインフラ・・・?

坪井さん 「ベーシックインカム」は聞いたことがある、という方はいらっしゃるかもしれません。社会保障の政策として、国や地方自治体が住民に対して、一定額のお金を支給するといったものです。
ただ、三豊市も他の地方都市も、これから人口減少・少子高齢化が進むと、「お金はあってもサービスが受けられない」ということが起こるのではないか、ということが懸念されています。
そこでこれからはお金ではなく、生きていくためのサービス、生活インフラを提供していくことが必要だという考え方から「ベーシックインフラ」を整備するという事業に取り組んでいます。

今回は地域戦略課からのご出演となる坪井さん

「暮らしのライフセーバー」養成中

今回ご紹介いただくのが、このベーシックインフラ整備とも関係のふかい、
「暮らしのライフセーバー養成講座」!なんですが、これは?

坪井さん 地域で、ハンディキャップ等がある方を支えていただける、一定の介護スキルを身につけた人材のことを、「暮らしのライフセーバー」と呼んでいます。
三豊市のベーシックインフラ整備事業は、テーマを「共助」としていて、市民・企業・市が、垣根を超えて様々なことに取り組んでいこうということをベースに事業を進めていて、その中のひとつがこの「暮らしのライフセーバー養成講座」ということになります。

三豊市もこれから、どんどん少子高齢化が進んでいくと「介護の担い手不足」が問題になってきます。
これも共助の力で、市民・企業・市みんなで支えて、住みやすい街づくりを目指していこう、ということでこの事業に取り組んでいます。

これまでも何度も開催されているということですが、いつ頃から、どんなきっかけで始まったものなのでしょうか。

坪井さん 事業自体は、令和4年度から実施しています。
きっかけは三豊市も人口減少が進んで、具体的にいうと例えば、市役所の近くの高瀬駅が先日無人駅になるなど、地域のインフラがなくなってきていますね。介護の分野も同様で、早く手を打たなければ、と。
一般社団法人地域包括ケア研究所と、三豊市で取り組んでいるのですが、介護を「その人らしい生活を取り戻すための媒体」と定義した、横木淳平さんの「介護3.0」をベースにした目からウロコの講座を、我々も一緒に受けながら取り組んでいます。

過去の実施の様子

坪井さん 昨年度も実施していただいて、今年度から改めて、一般向けの講座と講師の養成講座の二本立てで実施します。
また、クラウドファンディング型ふるさと納税や、企業版ふるさと納税を活用して、皆さんの寄付で活動しています。

令和4年度から続けている事業ということですが、これまではどんな方が参加されていますか?

坪井さん 介護事業者の方はもちろん、介護ネイル(介護施設等で「福祉ネイル」を施術すること)をされている方、民生委員さんなどの地域の福祉活動に携われている方、家族に介護が必要になった方、様々です。
年代も20~80代と、まさに全世代共通の課題と感じますね。

様々な年代・環境の方が参加されています
(写真提供:地域戦略課)

それだけすべての人に関わりがある講座内容だということですよね。
そして、今年度から始まる講師の養成講座というのは・・・?

坪井さん これまでに一般向け講座を受けた方、介護に精通されている方に向けて、ステップアップの講座として実施を検討している段階です。
「暮らしのライフセーバー」について、地域内で教えることのできる人を増やしていくことで、今後地域全体への広がりが加速度的に進んでいくのではないかという想いで、今年度後半(2025年1~3月期)実施を目指しています。

職員の皆さんも受講されているということですが、介護への意識は実際かわりましたか?

坪井さん 実はおとといも講座があったんです。今回も10数名の方に来ていただきました。
実践講座ということで、全員同じように講師の先生の指導のもと、介助などを体験するのですが、身体の使い方とか、実際に感じてみるのは大切です。
多くの方にぜひ受けてもらえたらと思います。

実際に身体を動かしながら学ぶ
(写真提供:地域戦略課)

次回開催は11/9(土)!

現在募集している講座はあるのでしょうか。

坪井さん はい。11月と12月に三豊市三野町で開催します。
市のHPや市の公式LINEでお知らせをしますのでご覧ください。

次回開催要項(三豊市HPより)

11月の開催は今週末、2024年11月9日(土)となっています!ぜひ興味のある方はお早めにお申し込みください。
最後に坪井さんからラジオをお聞きの皆さんにメッセージをいただきました。

坪井さん 私も介護は自分には程遠いようなイメージを持っていたんですが、この講座を聴くと、介護はコミュニケーションであり、まちづくりそのものだなと感じています。
先日道で自転車を押しているご高齢の方に声かけをしました。ひとつひとつは小さなことに見えても、これも私たちにできることなのではと思いました。
講座で介護のイメージがかわりますし、気づきもあります。また、先生の掛け合いがとても楽しいというのも魅力だと思いますので、一度足を運んでみてほしいです。
参加者同士の交流も生まれ、地域全体で取り組む、という形がここからできていくのではないかと感じています。

ご出演ありがとうございました!

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これまでの講座についての記事もご参考までに・・・📒

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