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地方での仕事の見つけ方!海外を経て三豊市に移住した萩原杏香さん(後編)

香川県三豊市でのさまざまな生き方を紹介する本企画。今回ご紹介するのは、アイルランドでのワーキングホリデー滞在を経て、三豊市に2021年1月に三豊市に移住した萩原杏香さん(26歳)。

前編では、CAに憧れていた子ども時代から、アイルランドでのワーキングホリデー滞在を経て三豊に移住するまでを紹介しました。

後編では、彼女が三豊で仕事を見つけ、ご縁を広げていった過程を追います。

前編はこちら
https://mitoyo-city.note.jp/n/n00bde65928ab

※本記事は2021年10月28日に旧・週刊みとよ ほんまモンRadio!(Seesaaブログ)で紹介した記事を再編集したものです。

「瀬戸内ワークスレジデンス GATE」から始まった三豊生活

ー三豊での生活は、順調に始まったの?

杏香ちゃん:2021年になる頃に、三豊に移住してきました。まず、住まいは三豊市仁尾町の「瀬戸内ワークスレジデンス GATE」に滞在しました。「GATE」は家具や食器など、すぐに生活できる雑貨類がそろっているので、手ぶらで移住して来てもすぐに住むことができて助かりました。

ちょうど「GATE」がLivingAnywhere Commonsと提携を始めたころだったので、いろんな方が入れ替わりでゲストとしてやってきて、留学先のシェアハウスみたいな感覚で、いろんな人との出会いや交流を楽しめました。

※「瀬戸内ワークスレジデンス GATE」については、以下の記事をご覧ください。

仕事は、学生時代から全国展開の輸入食品スーパーでバイトをしていたのですが、そこの仕事が大好きだったので、三豊内にある支店にも紹介してもらい、すぐに仕事に入れることが決まりました。

他にも、滞在先のGATEのつながりで、立ち上げ準備をしていたゲストハウスの仕事を依頼されたりも。移住してすぐに、やりたい仕事がスタートしていきました。

学生時代からのご縁で続く仕事の一つ!

仕事で広がるご縁

おー!移住してもうすぐ1年になりますが、今の働き方を教えてください。

杏香ちゃん:私が移住して来てからも、三豊市内では新しいプロジェクトがいろいろと立ち上がりました。

例えば、2021年春に三豊市詫間町にオープンしたチョコレート専門店RACATI、同じく春にオープンした宗一郎豆冨などがありますが、その新しいプロジェクトで、接客と販売に関わる仕事という軸を中心に関わらせてもらっています。

さらに、学生時代から続けている輸入食品スーパーも続けていますので、週に3~4か所、異なる現場で働いています。

ー日々、勤務先が変わるということですね!?新しい働き方ですが、混乱したりすることはないのですか?

杏香ちゃん:仕事現場ごとに、客層やこだわりのポイントも違うので、それぞれの場所で求められていることに応えられるように準備したり勉強したりしながら、そして現場で対応するのはすごく楽しいです。

日々、違う人と働いているので、得意でできることだけではなくて、自分の苦手なこともわかりました。今の働き方を通じて、より自分のことがわかるようになりました。

移住してきた最初は、『何がしたいの?』、『何ができるの?』と聞かれることが、辛いなと感じた時もありました。

でもそれに応えて、出来ることに一つずつ取り組んでいるうちに、自分でもできること、出来ないことがわかってきたし、『これにチャレンジしてみない?』と声をかけてもらえるようにもなり、どんどんご縁が広がっているところです。」

ー杏香ちゃんが素直に、やってみたいこと、出来ないことを伝えられるから、いろいろな仕事を頼まれるようになっていったんですね!

三豊の生活、全体的に楽しそうに見えます!

杏香ちゃん:言葉にすると、『海外留学中』のような気分なんです。

今でも、毎日、三豊に来たときのわくわくの気持ちも変わっていません! 

同時に友人知人がどんどん増えているんですが、出会う人たちみんな違っていて、いろんなジャンルの人がいるんです。

そんな沢山な出会いがある香川の地方都市、それが三豊なんです。不思議な場所だなと思います!

海外生活中の気分は、今も変わらず♪

ーわー! 三豊ライフを満喫している様子、聞いていてこちらまで嬉しくなりました!これから挑戦してみたいこととか、あるんですか?

杏香ちゃん:私に移住しておいでと声をかけてくれた友人とは、大学時代から、『いつか一緒に何かをやっていきたいね!』とずっと励まし合ってきた仲なんです。

ようやく、それぞれが三豊を拠点に、仕事や人間関係が落ち着いてきたので、これから二人で何かを始められたらと、時間があるときに作戦会議を重ねています! 

二人にとっても初挑戦のことにチャレンジしてみようと話しているので、マイペースに、でも妥協せずに、好きなものを仕事という形にしていこうと、見えないところで準備を重ねています。いつか、形になった時には、また話を聞いてください!」

大学時代から友人で、今も三豊生活も一緒のあきはさんと!

ー2人のチャレンジ、また取材させてもらいに行くの楽しみにしています!

杏香ちゃん:家も、海が見える場所に住みたいという希望が叶い、すごく環境のいい部屋に出会うことができました! 今は自宅のベランダで過ごす時間がすごく幸せな時間ですね。

砂浜できれいな貝を拾う時間が、今の癒し時間💓

また海外に行けるタイミングが戻ってきたら、いつかは海外で暮らしたいなと思っています。

とは言っても、今の三豊生活は、海外で暮らしているような感覚もあるので・・・、国内にいながら、海外旅行気分を味わうのが日常という、希望していたことが叶っているなとも思うと、もうしばらく三豊生活を楽しんでもいいかなとも考えています!

家のすぐ近くになる父母ヶ浜の夕日🌇

接客の現場で会う杏香ちゃんは、はきはきと気持ちいい対応をしてくれるので、彼女のファンは多いだろうな~、だから仕事もいろいろ頼まれるんだろうな~! 

若く柔軟な気持ちが、どんなところでも生きていける強さを産み出しているんだなと、お話を伺いながら、明るく元気なラテンパワーを分けてもらいました!

これからも三豊での、そして世界での活躍、応援してます♪

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