三豊市粟島には、
今年6月から滞在製作を行なっている2人のアーティストがいます。
今回は、約3か月間の粟島での作品づくりの集大成となる
8/19(土)からの「成果発表展」の開催情報をお伝えしていきます！

▪️「粟島アーティストインレジデンス」(通称：AIR）とは

「粟島アーティストインレジデンス」(通称：粟島AIR）は、
毎年三豊市粟島にて実施されている芸術家プログラムです。

「週刊みとよ！ほんまモンブログ」では、
今年の【粟島アーティストインレジデンス】の入村式の様子も取材しましたので、ぜひご覧ください。

▪️気になる粟島の暮らしは？島民と共に過ごす日々

▼徳本萌子さん(アーティスト）の日々

徳本さんは、「移動する植物とミシン」をテーマに、
植物をミシンで縫い込む作品を制作しています。

連日、粟島の方の協力により、
島の植物が持ち込まれ、作品に取り入れてきました。
元々、粟島では、島のお母さま方による刺繍の作品づくりを行っていたことから、徳本さんの世界観には興味津々だった様子。

それから、作品となる「鳥」のイメージを共有し、
それぞれが持つ島の色や表現を話し合っていきました。
植物の葉、一枚一枚を鳥の葉に見立て、島民と共に大きな鳥を制作していきました。

葉っぱへの刺繍を介した“往復書簡”のようだと徳本さんは話します。

夏へと移り変わっていく期間を島で過ごし、
そこで流れていた時間や記憶を葉に縫うことで留められていった過程も
作品を通して、お楽しみください。

▼田中彰さん(木版画家）の日々

田中さんは、その土地で感じた季節や風土、
そして樹の持つ時間や空間をテーマに木版画制作を行なっています。

粟島に来た当初から、島周辺の豊富な魚に驚いたと話します。

田中さんは、自ら釣りあげた魚を作品づくりの題材にし、
さらにその魚で作った干物を物々交換する日々を粟島で送りました。

島で出会った「小さな豊かなもの」が約100点の版画となり、収められています。
毎日少しずつ島民と交流を深めていった軌跡を
ぜひ作品を通してご覧ください。

▪️ラジオ生出演で語る！若手アーティストの滞在制作にかける想いとは？

滞在制作も佳境を迎える中、
今回ご紹介した若手芸術家のお2人が「週刊みとよ！ほんまもんRadio」に生出演していただくことが決まりました！

粟島で感じた生の声をお聞きいたしますので、ぜひお楽しみに📻

ラジオ出演情報
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週刊みとよ ほんまモンRadio！(Weekend shuttle内)
エフエム香川　78.6MHzにて
8/11(金・祝) 14:00〜　
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▪️「滞在作家　成果発表展」　開催情報

粟島アーティストインレジデンス2023の成果発表展を
以下の日程で開催いたします！

粟島アーティストインレジデンス2023 成果発表展
●「渡ってくる鳥」徳本萌子(とくもともえこ）
●「粟島干物百景」田中 彰(たなかしょう）

日時：8/19(土)〜9/3(日)  ▶︎13:00-17:00
場所：粟島芸術家村(旧粟島中学校）

★8/19(土) 14:00〜　
オープニングセレモニー(日比野克彦氏/日々の笑学校　校長）
★8/26(土)・9/2(土) 
ワークショップ
※定員制・事前申し込み制。
※参加費無料

≫田中彰 ワークショップ
「木を焼いて魚の版画をつくる」
・8月26日(土) 13:00-16:00 定員4名 対象年齢10歳～大人の方
・9月2日(土) 13:00-16:00 定員4名 対象年齢10歳～大人の方

≫徳本萌子 ワークショップ
「ミシンで縫う、葉っぱのブローチ」
・8月26日(土) 13:00-16:00 定員4名 対象年齢10歳～大人の方
・9月2日(土) 13:00-16:00 定員4名 対象年齢10歳～大人の方

★お申し込みは、お電話で受け付けております！
お問い合わせ先：三豊市役所 産業政策課　(0875-73-3012）

◎粟島の情報発信中◎
Instagramも要チェック！

作品に込められた想い、粟島での暮らしなど、
滞在制作の成果を見ながら、2人のアーティストと実際にお話ししてみたい方
ぜひお越しくださいませ！

皆さまのお越しを心よりお待ちしております🏝️