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市長に聞く!三豊の夏の過ごしかた

香川県三豊市の話題をご紹介している「週刊みとよほんまモンRadio!」。
7月最初の放送は、三豊市の山下昭史市長にスタジオへお越しいただきました!

今年2度めのほんまモンRadio!ご出演です。

海に山に!三豊のあつい夏!

新型コロナウイルスが5類感染症に移行し、イベント開催なども各地で再開されて、市長もさらにお忙しくされていると伺いました。
そんな中、間もなく子どもたちも楽しみにしている夏休みがやってきます♪
みとよの夏も「アツい夏」になりそうですね!

山下市長 三豊の夏といえば、まずはやはり海でしょうか。父母ヶ浜は、もう夏休みに入る前から週末ごとに賑わっていますね。海外から来られる方も戻ってきているように思います。
三豊は海水浴場も多いですね。(同級生である)こけ枝さんとの共通項といえば、名部戸(なぶと)海水浴場ね。

こけ枝さん 今年も7月9日(日)に海開きですね。私、海開きには毎年のように行ってますから。三豊の海はどこも綺麗やけど、名部戸は特にいい海水浴場ですよね。
山下市長 お祭りも、詫間の夏祭りや仁尾の竜まつり、津嶋神社のおまつりなど海に近い町ならではのお祭りがありますし、夏の海岸沿いの町は本当に賑やかに盛り上がりますよ。

美しい海が間近にあるということで、海のアクティビティについても教えてください。

山下市長 そうですね。つたじまのシーカヤックや名部戸のSUP(サップ)などが盛んですね。
三豊市のいい所は、若い子たちが色々なチャレンジをしてくれるんですね。名部戸ではサップヨガなどずっとしていますし、キャンプ場もグランピング施設も増えていますし、RVパークも増やしましたね。
地元の若い子たちが、どんどん活動してくれていて、三豊市はそれを応援している、という形ですね。
海だけでなく山側でも様々な人たちがチャレンジしてくれています。
(道の駅)たからだの里さいたにもRVパーク施設を作りましたし、夏といえばやはり海、山。
そういった意味では(三豊市は)環境は整っているかなと思いますね。

子どもたちの「みとよの夏」

部活動の地域移行

前回ご出演いただいた時部活動の地域移行について伺いましたが、そちらの進捗はいかがでしょうか。

山下市長 既存の部活動をどうする、というより「子どもたちがどんなことをしたいか」色々試してみようという部分がありますね。
具体的には以前お話した指導者バンクが稼働しはじめています。
指導者になりたい、と希望される方に集まっていただいて指導者研修を実施したり、今後は、外部指導員に来てもらいたい、という学校に申し出ていただいたり、ですね。
今年2月には「三豊市文化・スポーツ振興事業団」ができました。
色々な反響をいただいていますが、何より「子どもたちがやりたいことをできる環境」の整備がいちばん重要だと考えています。
同時に、急がないと、中学生という期間は3年間しかないですから、(その間に卒業してしまうので)来年、再来年しますね、とは言えない事業ですよね。できるだけ早く取り組んでいきたいと思います。

指導者バンクは、随時指導者の募集をしているそうです。三豊市内に限らず、三豊で教えたい!という方、全国どこからでも応募ができます。そうして幅広く指導者の方を受け入れることで、子どもたちの可能性を広げていく・やりたいことが三豊でできる、という環境を作っていくんですね!

5期目!本格的な映画制作スクール

映画スクールについてもお聞きします。

山下市長 今年で5年目になりますが、今回35人と過去最多の子どもたちが参加してくれています。三豊市には7つの中学校がありますが、これまで参加したことのない学校からも参加してもらっていますね。
今は、脚本を書こうというところです。第一線で活躍する脚本家が、オンラインで指導してくれるので、書き方を学びながら進めていきます。
撮影は9月で、それまでにみんなで脚本を出し合って、議論をして、2本くらいまでしぼるようですよ。
去年のスクールの時は、シナリオを読んで脚本家さんが「市長、天才がいますよ、手直ししなくていい脚本もあります」と。
経験したことのない子が、少しの指導でそうやって才能が見えてくる。
選択肢を増やすというのはそういうことだと思っています。
子どもたちの可能性は、勉強だけでない、様々な分野であって。触れれば才能が開花するけれど、触れる環境がない(のは課題)ですよね。

過去の映画制作スクールでの活動の様子

自分たちも良く知っているような方に教えていただける機会があるというのはそれだけでとても貴重な経験になりますし、そこから将来に向けて可能性がどんどん広がっていくというのは、素敵な取り組みですよね。

北海道洞爺湖町へのホームステイ

夏休みの事業でいうと、北海道洞爺湖町との交流もあると伺いました。

山下市長 三豊市は北海道洞爺湖町との友好都市縁組を結んでいます。その縁で、以前から「フレンドリーツアー」というものを実施していました。
コロナで中止になっていたのですが、久しぶりに今年再開します。
夏は三豊市から洞爺湖町へ、秋は洞爺湖町から三豊市へ、それぞれ子どもたちがやってきてホームステイをするなど、交流するんです。

そもそも、三豊市と洞爺湖町が友好都市となったきっかけは・・・

山下市長 北海道の開拓移民として、香川県からは明治の頃、丸亀・京極藩の一行が向かっていますが、そのメンバーとして、三豊市の今の財田町から、大勢の方が洞爺湖に行っているんですね。
向こうに「みとよ」という地名がたくさんあるんですよ。作っているお米は「財田米(たからだまい)」という一つのブランド米になっています。
洞爺湖町で暮らしている方もおじいちゃんは財田町の生まれで、ということも。
財田のちょうさを洞爺湖町に贈ったり、財田のおまつりに洞爺湖町から来てくれたりということもありますし、すごくご縁のある町なんです。

こうしてお話をお聞きしていると、様々なアプローチで、子どもたちが輝ける、夢を膨らませることのできるような取り組みを進めていらっしゃるんですね。改めて、ラジオをお聞きの方にメッセージはありますか。

山下市長 こういう機会をいただいて、色々お話させていただいているんですが、三豊という場所を子どもたちにとって、暮らしやすい・夢を持てる場所にしていきたいと思っています。三豊市に限ったことではないですが、(地元の)三豊市だからできた、やりたいことを諦めなくていいよ、ということを発信したいですね。
大人になったら、ああしたい・こうなりたいと、三豊だから思えたな、という風にしていきたいです。
最後にお知らせをひとつ、7月15日(土)、16日(日)の2日間、道の駅たからだの里さいたで、「旬の味フェア」が開催されます!特に財田町のスイカ、本当に美味しいので、ぜひ食べに来ていただきたいです!おでかけください。

市長、ご出演ありがとうございました!

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エフエム香川 78.6MHzにて
毎月第1、2金曜日
14:00~ (Weekend shuttle内)
※スマホとPCで使えるアプリradikoで、放送から1週間無料でお聴きいただけます。
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