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三豊市のオススメ神社④ 津嶋神社~年に2日だけ渡れる神秘の地

日本人の心や生活・文化と密接に関わっている「神社」。三豊市内には70以上の神社がありますが、今回はそのうち、津嶋神社をご紹介します!

※本記事は2021年12月17日に旧・週刊みとよ ほんまモンRadio!(Seesaaブログ)で紹介した記事を再編集したものです。

三豊市のオススメ神社5選はこちら↓
https://mitoyo-city.note.jp/n/nfcf457bab461

子どもの守り神を祀る津嶋神社

三豊市三野町の沖に浮かぶ小さな島に本殿が奉られている津嶋神社(対岸には遥拝殿があります)は、子供の健康と成長の守り神(祭神は素盞鳴命(すさのおのみこと))です。

毎年8月4・5日の夏季大祭のときだけ海岸から島まで渡り橋がかかけられ、早朝から夜まで子連れの参拝者で賑わいます。

神社の由緒

以下、宮司さんに伺ったお話を紹介します。

子供の守り神として、子供の成長や健康祈願ということで家内安全などのお参りにたくさん方にお越しいただいています。

昔、農業が盛んだったころは、牛や馬と、子供の神様でした。島に神様をお祀りしたのは約420年ほど前になります。

夏季大祭の2日間は、245mある橋を渡り、本殿のある津嶋に渡り、神様の近くでお参りをすることを許されています。なお、昭和になるまで橋はなく、渡し船で参拝者の方を運んでいました。島へ渡る橋がかかったのは、昭和になってからです。

今は、牛や馬を使って農業をすることもなくなったので、子供が家の宝ということで、子供の神様となりました。参拝者のほとんどが、小学生くらいまでの子供連れのご家族が多いです。ベビーカーも一緒に、つしま橋を渡っています。

この245mの橋を渡っていく間に、津島からふいてくる『神風』というものに体を清めてもらい、いろいろな悩みごとや悪いことなども吹き飛ばしてもらい、真っ白い心と体で神殿に向き合いパワーをもらい元気になり、橋を渡って戻ってくるという意味もあります。

鉄道ファン必見の「幻の駅」

ちなみに最寄りのJR予讃線「津島ノ宮駅」は、夏季大祭の時だけ営業する幻の駅です。

8月4日の夜には花火大会も

例年、8月4日の夜には花火大会も開かれて大変多くの人で賑わいます。

津嶋神社の情報

住所 香川県三豊市三野町大見甲6816-2
TEL 0875-72-5463
津嶋神社HP(こちらをクリック)

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