三豊市内の中学校・選べるジェンダーレスの標準服へ
ジェンダーレスの取り組みが中学校でも
香川県内で初めて性的少数者のカップルの関係を公的に認めるパートナーシップ・ファミリーシップ制度を創設した三豊市。今度は、市内の各中学校で性別に関わらず選べる標準服(制服)が誕生しました。
https://www.city.mitoyo.lg.jp/kakuka/shiminkankyou/jinken/9119.html
こちらが新しいデザインの標準服です
新しい標準服は上が共通デザインのブレザーで下がスカートまたはスラックスを選べます。ブレザーとスラックスについては、男性型体型と女性型体型の2タイプがあり、女性型体型のブレザーについてはボタンが右前・左前のどちらにも対応できるそうです。生徒はどのデザインでも選べます。
シンプルなデザイン(校章や襟のボタンがありません)はリユースや仕立て直しも視野に入れて採用されたそうです。以前、三豊市で標準服(制服)のリユースに取り組まれている辻慶子さんのことも以前ご紹介させていただきました。
新しい標準服は三豊市立の6校において、来年度から採用されます(3年間の移行期間あり)。なお、在校生は従来のものか今回のジェンダーレスの標準服のどちらも選べます。
自分の性別を気にせず好みで選べるジェンダーレス標準服の取り組みは全国でも少しずつ広がっています。来年度から市内中学校の登校風景も変わっていきますね。