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2023父母ヶ浜キャンドルナイト【2023/05/20~21】

今年のゴーデンウィークは、初の入場規制がかかるほどの観光客が訪れた父母ヶ浜(ちちぶがはま)。日本全国のみならず、海外からのお客様も増えてきました。
そんな中、昨年好評だったキャンドルイベントが5/20(金)・21(土)の週末に開催されます!

父母ヶ浜 蝋燭の瀬戸内海の夕暮れイベント

2022年の様子

当日は、引き潮の時間帯に、遠浅の砂浜に取り残された潮溜まりの中にキャンドルを立てて、瀬戸内に沈む夕日をバックに炎を灯します。

今回のイベントでは、キャンドルの温かい炎が潮溜まりの中で美しくゆらめき、より一層幻想的な時間を過ごすことができるでしょう。

2022年の様子

日の入り前後の時間はもちろん、暗くなってからもとても美しく、幻想的です。

2022年開催時も、たくさんの方が訪れ、皆さん携帯片手に写真や動画を撮影されていました。

昨年に引き続き、丸亀市出身で、現在は長野県松本市で活動されているキャンドル作家の片岡由梨香さんが企画。

全てのキャンドルを一つ一つ手作りで造られています。
今回のイベントではキャンドルの販売も実施予定!インスタライブも配信予定です。

【父母ヶ浜キャンドルナイト】

■開催日時
5/20(土)・21(日) 19:00 - 21:00 (雨天・強風の場合中止)

■出展作家よりメッセージ
片岡由梨香( @te_ao_te_po_candle

香川県丸亀市出身。高校卒業後、上京。
フリーランスの出版デザイナーとして働いたのち、
2020年に東京から長野県松本市に移住。

te ao te poとは、タヒチ語で「te ao=光、白、昼/te po=闇、黒、夜」という意味があります。人生の良いときも悪いときも日々を紡ぐ灯し火を…という想いが込められています。

生まれ育った香川県の三豊市、日本のウユニ塩湖とも言われ、じゃらんの夕日絶景ランキング1位にもなったことがある父母ヶ浜で、初夏の凪の夕暮れに蝋燭を灯させていただきます。

父母ヶ浜の遠浅の砂浜は干潮になると潮が取り残された大小の潮溜まりができます。風のない凪の時には、まるで鏡のような湖面にあらゆるものが映し出され、不思議で心を揺さぶられる景色が現れます。

その潮溜まりに蝋燭を並べて、瀬戸内海に暮れていく夕日と共に初夏の夜を楽しむイベントです。
潮溜まりに映し出された蝋燭の灯りと瀬戸の日暮れがとても幻想的です。

海を汚さないように、灯す蝋燭は直径が大きく、溶けた蝋が垂れ落ちてこない設計のものを使用します。

私が小さい頃はこの近くの仁尾の浜で毎年海水浴をしていましたが、その頃の父母ヶ浜はゴミに溢れた浜でした。
東京で暮らしていて、久しぶりに訪れた時に、浜が生まれ変わったかのように美しくなり、たくさんの人が訪れている光景を目にしました。

それが、海岸の埋め立て計画を機とした25年にも及ぶ地元の方達を中心とした「ちちぶの会」の方達の清掃活動のおかげだと知り心打たれ、去年初めて蝋燭を灯させていただきました。

三豊は母の実家ですが、私が生まれ育った丸亀市は、瀬戸内海に面しているのに自然の砂浜はもう本当に小さい面積の1箇所しか残されていません。他は全て埋立されています。一度失われた砂浜は取り戻せません。

地域の方達の力で埋め立てを免れた浜。丸亀ではもう取り戻せないものが、ここにはあります。大好きな瀬戸内海で蝋燭を灯し、癒しの時間をみなさまと共有できることを楽しみにしております。


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