三豊市の旬の話題をお届けするラジオ番組「週刊みとよほんまモンRadio！」
4月8日のゲストは、詫間町にクラフトショップ「庶民の暮らし」をOPENする澤井元気さん・真理子さんご夫妻。

三豊市で地域おこし協力隊として活動

元気さんは、昨年6月まで地域おこし協力隊として活動されていました！大阪出身の元気さんと和歌山出身の真理子さんですが、三豊に来られたきっかけは何だったんでしょうか？

元気さん　「(大阪芸術大時代の)友人が、三豊市でうどんやさん(三好うどん)をしていて。色々と話を聞いていたら『一度見に来たら？』と。先輩移住者さん、同じ子育て世代の方のお話を聞いて住みやすそうだな、三豊市に来たいなと、準備する中で、地域おこし協力隊にも応募しました」

2018年7月、三豊市に移住した澤井さんご一家。
地域おこし協力隊として、元気さんが取り組んでこられた活動についても伺いました。

ご担当は山本・財田地区。
山本地区は元々、筍の出荷が盛んな地域、でしたが、時代とともに「放置竹林」が問題に。

伸び放題の竹が山を覆ってしまい、道路脇に倒れてくるなど、危険な箇所もあったため、元気さんは竹林の整備に乗り出します。
筍の収穫はもちろん、竹を使ってハンモックを作るイベントを実施するなど、竹林を多目的に利用する活動をされてきたそうですよ！

一方財田地区では、おじいちゃん・おばあちゃんの昔からの知恵を感じる場があったとか。それは、高齢者の居場所づくりの活動の中で、手作業で縄をなう姿。そこから、自然素材に興味のある方・子育て世代のお母さん方に向けたワークショップなども生まれました。

間もなくOPEN！「庶民の暮らし」

これらの活動を経て、現在。
三豊市詫間町大浜にて、クラフトショップ「庶民の暮らし」の開業準備中！
元気さんのお誕生日と、お二人の結婚記念日に合わせて、オープンは2022年4月18日(月)を予定。

「丁寧な暮らしの衣食住」に「文化」をプラスしたものづくりをコンセプトにしたお店とのことですが・・・具体的には？

元気さん　「先ほどの財田での話とも繋がるのですが、昔からの大衆文化、庶民の暮らしの知恵といったことに興味があり『手作りの暮らしから生まれるもの』を基本コンセプトにした、ものづくりがしたい、お店をしたいという想いがありました。立地も大浜地区の、海が見える良い物件に巡り合えました」

手作り雑貨を中心としたお店とのことですが、お二人がどんなものを作られるのか、とても気になります！

元気さん　「大学時代、僕は美術学科・立体コース、妻は工芸学科・テキスタイル、染色コースで学びました。僕は家具屋さんの鉄工部で働いていた経験もあるので、アイアンの家具などを制作していきます」

例えば・・・ということで、色々なサイズの「フック」をスタジオにお持ちいただきました！

真理子さん　「私の通っていたコースは布に関するすべてのことが学べるところなので。染色や古着のリペアなど、その技術を活かせたら」

こちらは、真理子さんが染めた布地！
春らしい、優しくて華やかな色合いが素敵です。

「野良着」についても教えていただきました！

元気さんもこの日実際に着用されている野良着、畑作業等をしやすいように
立体的なつくりで動きやすく、疲れにくいそうで「暮らしの知恵」が詰まっています！

さらに、お米づくりの準備もされているとのことで、まさに暮らし＝「衣食住」を豊かにしてくれるお店になっていくんですね！！楽しみです。

「庶民の暮らし」は、旧大浜小学校近くの古民家を住居兼店舗として、18日、始動します。
実際にお店に行ってみて、お二人とお話して、魅力を体感してください！最新情報は、元気さんのSNSからどうぞ。

最後に代表して、元気さんからメッセージをいただきました。

元気さん　「いろんな方からチカラを貸してもらって、僕たちは、自分たちのやりたいことがようやくでき始めています。挫けそうなこともあるけど、やりたいことがあったら、やってみた方がいいと思います！」

力強い一言に、ますます「庶民の暮らし」オープンが楽しみになりました！
準備でお忙しい中、ご出演ありがとうございました！！

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