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【三豊の牡蠣】四国中から大人気!品質の良さが自慢の詫間かき

香川県三豊市では牡蠣の養殖も盛んです。先日粟島の牡蠣もご紹介しましたが、詫間町でも古くから牡蠣の養殖をしています。

三豊市だけでなく、高知や徳島などの他県からも大人気の品質の良い牡蠣を生産している詫間漁業協同組合を取材しました。

詫間漁業協同組合の牡蠣共同出荷場

50年ほど前から牡蠣養殖に取り組んでいる出荷場

詫間駅から車で10分ほどの場所にある「詫間漁協かき出荷場」。ここでは牡蠣養殖業を営む方々が集まって個々に出荷作業をしています。

共同作業場という形態をとることによって、収獲してきた牡蠣のクレーンによる陸揚げや洗浄作業、仕分け作業といった出荷までの一連の作業を合理化しています。

以前は16軒もの牡蠣養殖業者がいたのですが、現在は過疎高齢化の影響もあり7軒になっているそう。

作業場の中の様子

作業場では牡蠣を洗浄して、一つ一つ手作業できれいにしていく作業を黙々とされています。最近は地球温暖化による海水の上昇で牡蠣の殻にフジツボがたくさんついてしまい、昔よりも作業が大変になっているそう。

洗浄作業の様子

美味しい牡蠣を育てるには、河からの養分と波の穏やかな場所が大切!ということで、詫間町三野津湾(津嶋神社の辺り)沖500m程のところに養殖筏を設置しています。

過去の取材時の写真

この辺りは、高瀬川の水が流れ込み波も穏やかなので、牡蠣養殖には好条件!

この筏、毎年くじを引いてどの業者がどこを使うかを決めているそう。どの筏でいい牡蠣を収穫できるかどうかも毎年異なるらしく、毎年ドキドキです。

また、詫間牡蠣養殖の特徴が、設置している養殖筏と牡蠣の種付けを少なくしている点です。全体量を少なくすることによって、牡蠣それぞれに栄養が十分に行き渡り、大きくて尚且つ美味しい牡蠣に成長するんです!

数を少なく、品質の良い牡蠣を生産することで、詫間の牡蠣の評判は上々!

三豊市内だけでなく、高知県や徳島県、岡山県や広島県からも買付にくる方がいるそう!高品質の自慢の牡蠣です。

次回は詫間牡蠣の注文方法や美味しい食べ方についてご紹介します!お楽しみに!


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