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【地域おこし協力隊募集】四国1農業が強い市で農水産物の販路拡大・ブランディング・プロモーションを主導し持続可能なまちづくり【現役隊員コメント有】

「四国で一番 農業が盛んな市は?」と聞かれて、どこを思い浮かべますか?

すぐに答えられる方は、なかなかいないでしょう。「四国に“農業が盛んな地域”なんてあるの?」とさえ思った方もいるかもしれません。

実は瀬戸内・香川県三豊市は、四国では1位・中四国では2位の市町村別農業産出額※を誇り、豊かな自然に恵まれ、技術と熱意ある生産者が活躍する地域です。

現在、三豊市農林水産課では、この地の農林水産業の販売促進・ブランディング・プロモーションを主導する「地域おこし協力隊」を募集しています。あなたのアイデアや経験を、ポテンシャル溢れる香川県三豊市で活かしませんか?

活動内容や、職場や地域の雰囲気、暮らしの実情について、現役の農林水産課地域おこし協力隊・古市さんに聞きました!

💡このお仕事のポイント
●30〜40代も活躍する三豊市農業のプロモ担当
●「父母ヶ浜」「紫雲出山」観光分野でも注目を集める
●スキルや強みを存分に活かす働き方ができる

👩現役隊員紹介
三豊市農林水産課 地域おこし協力隊・古市
香川県出身。進学を機に香川を離れ、関西で会社員を経験後、三豊市にUターンし、協力隊に着任。
任期:2023年8月〜2025年8月(予定)

※農業産出額:農業生産活動による最終生産物の総産出額を指し、農家などが生産した農畜産物や加工農畜産物の販売額の合計


海•山•里に恵まれた瀬戸内、香川県三豊市

香川県三豊市は、北は瀬戸内海、中央部に三豊平野、南が讃岐山脈に接する、海・山・田畑に囲まれた地域です。面積は県内で高松市に次いで2番目に大きく、約5万9千人が暮らしています。 

2016年頃から、日本のウユニ塩湖と呼ばれる「父母ケ浜ちちぶがはま」や瀬戸内×桜の景勝地「紫雲出山しうでやまがSNSやTVで注目を集め、いまでは全国から年間約50万人の観光客が訪れています。

農業が盛んであることも、三豊を語る上では外せません。三豊市の農業産出額は四国トップで、ブロッコリー・なす・キャベツなどの野菜、ぶどう・みかん・桃などの果樹、ほかにも数えきれない種類の作物が丁寧に育てられています。

地域おこし協力隊の活動内容

期待される活動内容

三豊市の農水産物の販売促進や、農水産業の振興につながるプロモーションとして、

  • 農水産物の販路拡大、販促活動

  • 三豊市内外における農水産物の消費拡大

  • 新たな特産品開発に関する業務支援

  • その他、農水産物のブランディングに関すること

に取り組んでいただける協力隊を募集しています!

現役隊員の活動内容

三豊市認定地域産品みとよのみⓇWEBサイト

私は主に三豊市認定地域産品みとよのみⓇのプロモーションやコンテンツ制作に取り組んでいます。

みとよのみⓇ」とは、市内の生産者が自ら栽培した素材を使って開発した優れた加工品に、市がお墨付き(=認定)を与え、生産者と市が一丸となってプロモーションする、6次産業化プロジェクトです。

具体的には

  • WEBサイト、SNSの刷新

  • 生産者や商品の紹介記事作成

  • パンフレットや販促ツールのデザイン

  • 市外マルシェへの定期出店

  • バイヤーへの商品紹介

  • 大都市圏でのイベントや展示会参加

などに取り組みました。

私は前職でデザインやコンテンツ制作をしていました。せっかくならスキルを活かして活動に取り組みたいと考え、市職員のみなさんと相談しながら、活動内容を組み立てていきました。

過去にも「地域おこし協力隊」は何名かいたので、市職員さんも地域のみなさんも「あ!新しい協力隊の人ね!」とすぐ受け入れてくださり、活動にもたくさんご協力いただきました。はじめての地域・職場で働く上で、とても有り難かったです。

職場や地域の雰囲気

行政ならではのルールや考え方に民間とのギャップを感じることはあり、その都度職員さんと相談したり教えていただいたりしながら業務を進めることが大切だと実感しました。働き方について相談した際は、希望に合わせて制度を調整してくれたりと、とても柔軟に対応していただきました。

三豊市は、新しい取り組みに積極的なほうだと感じています。有機栽培を推進する「オーガニックビレッジ宣言日本初・可燃ごみを焼却しない処理「バイオマス資源化センターみとよ」、県内初導入「中学校ジェンダーレス標準服など、未来を見据えた取り組みが盛んだと感じています。

また、地域の方々は物腰やわらかで、移住者慣れしている方が多いと感じます。実際に、2021年度の三豊市への移住者は305人もいて、近年では地域の方と移住者の交流も盛んになっています。

農業分野では、ベテランの方はもちろん、30〜40代の生産者さんも大活躍しています。「みとよのみⓇ」で関わる方の多くも若い世代で、農業だけでなく多角的な事業を展開していたり、地域の未来のために高い志をもって働く方が多く、私も日々勉強になっています。

香川県三豊市での暮らし

住居・生活・気候など

私は香川出身で、ある程度土地勘もあるため、転入の際も特に困ることはありませんでした。現在は、賃貸で猫と暮らしています。同じ協力隊では、東京から転入した方や、海外から家族で転入した方もいて、三豊市の空き家情報が集まるサイト「空き家バンク」を活用して住まいを探したり、地域の若い世代の集まりに参加して、地域に溶け込んでいったそうです。

私が三豊暮らしで好きなところは、

  • 自然災害が圧倒的に少ないこと

  • 旬の野菜や果物を年中味わえること

です。台風の通り道になりがちな四国の中でも、瀬戸内海と讃岐山脈に挟まれた三豊市は、雨雲がきれいに避けて通り、大きな被害にならないことがほとんど。また、2023年の香川県の震度2以上の地震観測回数は2回で、日本で3番目に少なく、安心して長く暮らすことのできる地域だと感じています(もちろん日頃の備えは大切に)。

災害が少ないということは、それだけ作物を育てやすいということ。市内産直市場やスーパーでは、地元産の新鮮な食材をいつでもゲットできます。特にフルーツは、いちご→びわ→桃→シャインマスカット→なし→キウイ→みかんと、“旬ラッシュ”が続き、1年中ココロが躍ります!

副業・兼業

三豊市地域おこし協力隊は、兼業が認められています。私は協力隊1年目に市が毎年開講している「みとよ創業塾※」を受講し、2年目に個人事業主として開業。協力隊の活動と並行して事業にあたっています。退任後も三豊市を拠点に、三豊や香川に関わり続ける予定です。

三豊市では起業・創業に挑戦する人が他市に比べて多いと聞きました。私が参加したみとよ創業塾には、地元出身者・移住者含め約30名が参加しており、スキルや趣味を活かすものから、地域の課題を解決するためのものまで、幅広い事業に挑戦する人が集まっています。

※ みとよ創業塾:三豊市と三豊市商工会が開講する、市内での創業を支援するための特定創業支援事業。受講した創業者には優遇措置がある。
https://shokokai-mitoyo.jp/business/school/

メッセージ

食と仕事が好きな人はぜひ三豊市へ!

農家さんや市職員さんにとって、プロモーションやブランディングといった業務は未知の世界です。「必要性・重要性は理解しているけれど、何をどうしたらいいのかがわからない」そういった方々の具体的な声を拾い上げ、あなたの考える施策をどんどん実験・実践していただければと思います!

また、三豊市での生活はとても安定していて、旬の野菜やフルーツを味わいながら、健康的に暮らすことができます。毎年移住者も一定数いて、“よそもの”扱いされることもなく、20代〜の若い世代が、地域の課題解決に取り組み活躍しています。

  • 食べることや自然の恵みが好き

  • 得意・好き・強みを活かして働きたい

  • 老若男女問わずコミュニケーションを取れる

という方には、農林水産課地域おこし協力隊がぴったりだと思います。香川県三豊市があなたの新しい挑戦を後押しする場所になれば嬉しいです。


募集要項・お問い合わせ

🔔詳細条件・応募方法を必ず三豊市ホームページで確認してください

募集期間

2024年11月13日(水曜日) ~ 任用が決定するまで随時募集
※応募があり次第、随時書類審査、面接を行い、決定次第募集を終了します。

応募条件

応募する人は、次の条件を全て満たさなければなりません。

  1. 令和7年4月1日現在 満18歳に達している方

  2. 普通自動車第一種運転免許証を保有し、取得後満1年を経過していること

  3. 心身ともに健康で、地域住民などと協力・協働できること

  4. 応募時点で、3大都市圏をはじめとする都市地域に住民票を有する方で、委嘱(採用)後、三豊市に住民票を移動し、生活の拠点を移すことができること

  5. 地方公務員法第16条の欠格条項に該当しないこと

  6. パソコンの一般的な操作ができ、インターネット、SNS 等の活用ができること

※詳細は、総務省「地域おこし協力隊」のホームページに掲載されている「特別交付税措置に係る地域要件確認表」をご覧ください。

選考フロー

STEP1 :応募条件の確認
応募前に募集要項をよく読み、応募条件を満たしているかご確認ください。
不明な場合は三豊市政策部地域戦略課までお問い合わせください。

STEP2:応募・第一次選考(書類選考)
履歴書、「地域おこし協力隊になって実現したい事」を記した800字程度の作文、応募時の住所地における住民票の写し、運転免許証の写しの4点を同封し、郵送または持参により三豊市農政部農林水産課までご提出ください。書類選考のうえ、合否に関わらず結果を通知します。

STEP3:第二次選考(面接)
一次選考合格者について面接を行います。場所は三豊市役所を予定しています。 詳細は一次選考結果を通知する際にお知らせします。なお、第二次選考のための必要な交通費及び宿泊費は個人負担となります。

STEP4:採用
活動開始時期は、令和7年4月1日以降で、採用決定者と協議のうえ決定します。

お問い合わせ

◼︎応募条件や地域おこし協力隊制度に関すること
三豊市 政策部 地域戦略課 政策総括グループ 外部人材担当

〒767-8585 香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話:0875-73-3011
メール:chiiki@city.mitoyo.lg.jp

◼︎業務内容に関すること・応募書類提出先
三豊市 農政部 農林水産課 地域おこし協力隊募集担当

〒767-8585 香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
電話:0875-73-3040
メール:nourin@city.mitoyo.lg.jp

三豊市や協力隊について知る

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【協力隊の活動紹介】香川県三豊市地域おこし協力隊Facebookページ


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