【公演開催】劇団「遊学生」の夏|三豊で感じた魅力を「演劇」で伝えたい!
学生時代の夏休み、皆さんは何をして過ごしていましたか?
東京から来た学生たちがひと夏を三豊市で過ごし、
三豊での取材をもとに脚本を作り、舞台を作るプロジェクト劇団「遊学生」の活動をぜひご紹介したいと思い、取材してきました!
▼「遊学生」ってなに?学生の視点で地域という「舞台」で自ら「演じ切る」
劇団「遊学生」とは、
「総合政策アドバイザー」であり、大学教授を務める
鈴木寛氏のゼミ生(東京大学・慶應大学・早稲田大学)が集まり、演劇を行う団体です。
大学はバラバラ…
でも、【演劇を通じて街を盛り上げたい】という志のもと集まり、
公演を行う場所の歴史やカラーに基づいた演目や脚本の劇を行うのが最大の特徴です。
昨年は、兵庫県豊岡市で開催し、 大盛況の末、幕を閉じたそうです!
この夏は、香川県三豊市を舞台に、
「街を巡って実際に感じた、そのと土地の魅力や風土」を
積み重ね、地域の方に届けるために演劇の準備を進めています。
▼実際に取材してみて… 公演への想いを聞いてみた
今回演じるテーマは、
「届けられなかった想いを手紙にして届ける」郵便局屋さんのお話。
意図せずに相手に伝わってしまったり、変に言葉を切り取られてしまったり…
移り変わりの激しい現代において、
「手紙というカタチに残して、言葉にする」ことの意味とは何か、 もう一度見つめ直すような内容となっています。
それまで知るはずのなかった人生の一部に触れ、 会ったこともない人に想いを馳せる。そんな不思議な「郵便屋さん」の仕事を主人公の目線で楽しんでいただきたい作品です。
▼脚本を書くのは初めて!?大学2年生が初めて体感する共同制作の難しさ
三豊市内での出会いや見た景色からヒントを得ながら、 東京での大学生活との往復の中、試行錯誤しながら、少しずつカタチにしていきました。
中村さんは、自身の育った環境と三豊市の風景、 そして今大学のある東京の生活とそれぞれを比較しながら、 「そこにしかないもの」の価値を改めて考えるようになったといいます。
今回テーマとしている「郵便」は、 日常の中に突然差し込まれる「イベント」のようだと感じたそうです。
執筆経験のある中村さんも、今回舞台の脚本を共同制作したことで新たな発見があったそうです。
▼「遊学生」のアイデンティティー|それぞれの想いを「演劇」に昇華させていく試み
今回の取材では、劇団「遊学生」の練習風景を見学させていただき、
学生の頃、何かに打ち込んでいた日々を思い出し、胸が熱くなる想いでした。
演劇を通じて、普段と異なる土地で、様々な価値観を持つ人と過ごす夏休み。
彼らの舞台は、地域の方に届けて、初めて完成する物語だと感じます。
ぜひ、その軌跡も含め、作品を多くの方にご覧いただきたいです。
●開催概要
◎中高生向け 演劇ワークショップ 「ひとまえに出ることを考える」
日時:8/28(月) 13:00−16:00
場所:Ku;bel
講師:劇団遊学生
参加費:500円(お菓子代)
★お申込みは、下記からお願いいたします★
◎【公演】ディア・ディア
日時:9/2(土),9/3(日) 11:00~/17:00~ (2部交代制)
場所:西蓮寺、覚城院
チケット代:大人1500円、子供1000円
ご予約方法
▶︎【WEB予約】チラシ裏面QRコードをご覧ください
▶︎【電話予約】050-5539-5829
◎【公演】あしあと
日時:9/4(月) 18:00~
場所:父母ヶ浜
チケット代:観覧無料
ご予約方法
▶︎【WEB予約】チラシ裏面QRコードをご覧ください
▶︎【電話予約】050-5539-5829
▼ご不明点があれば、お気軽にお問い合わせください!
劇団遊学生
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Mail▶︎suzukanlab.toyoka@gmail.com