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子どもたちの「選択肢」を広げる三豊市の取り組み

毎月第1、2金曜日に放送中!香川県三豊市の話題をご紹介している「週刊みとよほんまモンRadio!」。
10/7(金)は、山下昭史三豊市長がスタジオ生出演してくださいました!


7月以来のご出演。もはや準レギュラー!?と盛り上がるスタジオ。
ご多用の中、いつもありがとうございます!
まずはこけ枝さんも気になっているあの話題から!

映画制作スクール実施

山下市長 9月に映画制作スクールを実施しました。
三豊市で5年間ずっと取り組んでいるものですが、今年も9月の連休でロケ(撮影)をしました。
そこに来ていただいた俳優さんが、黒木瞳さんです。
スタッフもびっくりしました。
映画制作スクールは、脚本や照明、カメラなどみんな東京からスタッフさんが来て、子どもたちに教えてくれるんですけど。
プロデューサーが、偶然黒木さんとお仕事が一緒になった時に、(映画制作スクールの)お話をしたら興味を持ってくださったようで。
黒木さんは今、監督もしているので「映画を作る側」にも関心がおありで、かつ、子どもたちが取り組んでいる、ということに興味深く感じてくださったようです。

発声練習から教えてくれたようで、子どもたちはすごく勉強になったと思いますし、すごく喜んでいました。
子どもたちは真剣に取り組んでいたんですが、周りで見守る大人たちの方がそわそわしてしまいましたね。私もその一人です(笑)。

映画撮影の様子(三豊市提供)

子どもたちが制作した映画にも実際にご出演なんですよね?

山下市長 そうなんです。オーラが違うって、ああいうことをいうんだろうなと。子どもたちにとって一生の思い出に残るような時間になったんじゃないかなと思いますね。黒木さんも、「これは財産になる。今していることは学びじゃなくて実践ですね」と言ってくださって。
子どもたちからは「社会に出ても経験できないようなことがこのスクールでできて、本当にありがたい」という声もいただきました。

この経験をきっかけに、子どもたちの将来がまた大きく広がるかもしれませんね。

(同)

放課後改革はまだまだ続く

映画制作スクール以外にも、三豊市の子どもたちのために様々な取り組みがあるんですよね。

山下市長 三豊市が取り組んでいる放課後改革についてですね。これは「部活の地域移行」の進化版というイメージで進めているものです。
映画制作スクールも将来的には部活にしたいのですが、放課後改革は、既存の部活だけじゃなく、子どもたちがやりたいことをできる環境を作りましょう、という取り組みですね。その最たるものとして現在動いているのが「みとよ探究部」です。
そして今ちょうど(10/16まで)、生徒を募集しているのが「メタバース部」です!
三豊にいながらにして様々な人とふれあったり、色々な世界に繋がろうという取り組みです。
何人かすでに申込をいただいているのですが、たとえば・・・
英語力を上げたい、という子が、メタバース空間で、外国の方とコミュニケーションをとったり、色々場所に瞬時に行ってみたり。
留学をしようとなると、距離的な問題などですぐには無理でも、まずはその前に、世界とこうして繋がろうというのはいいんじゃないかと思いますね。

中学生高校生が対象となっているメタバース部。
子どもたちがそういった経験をすることで、職業の選択肢が広がる、今までなかった発想がうまれる、ということもありますよね。

山下市長 現代はデジタルの世界もプロの世界も「可能性」がたくさんあります。
でも三豊(=地方)に住んでいる子たちには、「選択肢」がない。
世界にある選択肢を、三豊市の子どもたちにも同じように選べるチャンスを作ってあげるということが重要かなと考えています。

宝山湖ボールパーク、本日OPEN

スポーツの分野でもまた新たな取り組みが始まりますね。

山下市長 そうですね。以前より整備していた宝山湖ボールパーク」が10/9(月)いよいよオープンします。
「宝山湖ボールパーク夢いっぱいプロジェクト」、宝山湖公園の多目的広場を改装して、本当に多くの方々、企業の皆さんからご支援をいただいて、色々な人が夢を持てる場所として再出発しようと始めたものです。
(プロサッカーチームの)カマタマーレ讃岐のクラブハウスを作って、これから専用練習場として使ってくれるんですけど。
子どもたちがプロの選手たちとすぐそばで練習できるというのは、お互いに大事だと思うんです。
選手にとっては、様々な人が見てくれる、子どもたちが応援してくれる。ということが励みになるでしょうし、子どもたちにとっては、プロの技を近くで見る場、あんな風になりたいと思える場に。
今まで中学校の中でしかサッカーはできませんでしたが、今はその学校ですら(人数減や整備などの問題で)部活動としてサッカーができない状況。
じゃあサッカーは諦めるのか?そうじゃないよね、という。
先ほどのメタバースもそうだし、「選択肢を用意していく」ということの象徴として、宝山湖ボールパークのオープンを位置づけています。
芝生も、ケガをしないように10cmくらいある芝で、スポーツしなくても、寝転がりたいくらいふかふかですよ。
サッカーのワールドカップで使っているような環境で、そういう場所に慣れていると、選手は強くなっていくじゃないですか。三豊市でも、そのレベルで練習ができるようになるということですね。
1面が多目的広場、カマタマーレ讃岐専用コート、Bコート、と呼ぶ子どもたちに練習に使ってもらう芝のコート、人工芝がひとつ。
ラグビー、ラクロスもできます。
香川でラグビーが練習できる場所も、あまり多くないので、ラグビー協会の人も広めたいということでご協力いただいて、裾野を広げるということにも取り組んでいきたいですね。
宝山湖公園は、スポーツだけじゃなくて、自転車で走ったり歩いたりも気持ちがいいですし、今回の整備は、学びや教育、市民の方に訪れていただいて、健康になっていただく、そして合宿など、どんどんその外の方にも利用していただくツーリズムの観点、3本柱で取り組んできました。

宝山湖ボールパーク(三豊市提供)

たくさんの方が夢を見られる、夢をかなえる準備ができる場所としてこれから多くの皆さんにご利用いただきたいですね。
まだまだお話は尽きませんが、最後に、リスナーの皆さんにメッセージをいただきました。

山下市長 本当に色々なチャレンジができるまちづくりに取り組んでいます。年齢にかかわらず夢をみられる元気な街にしていきます。
元気な街といえば、秋は三豊もお祭りで賑やかになっていきます。
28日にはみとよマルシェも開催されます。
実りの秋ということで、色々な催しがありますので、ぜひ三豊市にお越しください。


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毎月第1、2金曜日
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