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瀬戸内国際芸術祭2022粟島作品の「aw11種は船」が春会期は小豆島に!

4月14日から始まった瀬戸内国際芸術祭2022。
三豊市の粟島は、秋会期のみの参加となりますが、実は、粟島の作品である「aw11 種は船 TARA JAMBIO アートプロジェクト」が春会期中に小豆島で調査活動をしています。

「aw11 種は船 TARA JAMBIO アートプロジェクト」とは

朝顔の種の形をした種船、2019年撮影

2019年の瀬戸内国際芸術祭で、粟島の作品となった《種は船プロジェクト》TANeFUNe。不定期運行の「TANeFUNe」に乗って粟島の海岸線を調査し、収集した海の漂流物をアートに変身させるプロジェクトです。条件が合えば、お客さんも一緒に種船に乗って海へ繰り出すことが可能!

2019年瀬戸内国際芸術祭の船長小屋の様子

大人にも子供にも大人気だったこの種船プロジェクト、2022年も秋会期に粟島に帰ってきます!👏
が、その前に、春会期は小豆島、夏会期は豊島で調査収集を実施するとのこと!粟島でしか会えないと思っていた船長にも、5月18日までの春会期、小豆島で会えます!

2022瀬戸芸、春会期の種船プロジェクトは小豆島

5月18日までの春会期期間中、小豆島池田港から徒歩15分の場所にある小さな港で、種船プロジェクトが楽しめます。
元々お接待の場所として使用していた小さな小屋を、船長小屋に改造。
小豆島の海岸線に繰り出し、収集した漂着物を展示しています。

海から流れ着いた物を、普段私たちは「ごみ」と呼んでしまいますが、これらの漂着物は元々人の暮らしの中で使われていた「生活のカケラ」であり、「思い出のカケラ」だったもの。誰かの大切な物だったかもしれません。

船長はこれらの海の漂流物一つ一つにもストーリーがあると考え、それを掬いあげてもう一度「ゴミ」ではないなにかに変えるアーティストです。

船長と話をしていると、普段私たちが何気なく使っているたくさんのプラスチック製品の行く末について考えさせられます。

条件が合えば、小豆島でも種船に乗せてもらえるそうなので、ファンの方はぜひ小豆島まで足を運んでみてください!

作品概要

作品名:aw11 種は船 TARA JAMBIO アートプロジェクト
休業日:なし
春会期は小豆島、夏会期は豊島にて展開。秋会期に粟島会場へ

小豆島会場はこのあたり


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