三豊市の旬の話題をお届けするプログラム「週刊みとよほんまモンRadio！」新年度1回目！4月7日の放送には、三豊市の地域おこし協力隊、竹内奈央さんが登場。

今月着任！そのきっかけは？

これまでもこの番組では、三豊市で地域おこし協力隊として活動する方、OBの方にお話を伺っていますが、竹内さんはその中でも着任後最速？！で、スタジオにお越しくださいました！
なんと今月、2023年4月活動をスタートされたばかり。
ちなみに地域おこし協力隊とは・・・

竹内さんは「ニッポン移住・交流ナビJOIN」という地域おこし協力隊に関する情報などを発信するウェブサイトで募集を見つけ、三豊市の地域おこし協力隊に応募。
三豊市の観光・文化の広報活動に関わりたいと考えてくれているんだそう！そもそも、地域おこし協力隊に応募したきっかけはなんだったのでしょうか。

竹内さん　元々旅行が大好きで、日本全国、色々な所に行っています。行ったことがないのは3県だけになりました。(ちなみに、高知県・宮崎県・鹿児島県だそうです。)
出身は東京なんですが、旅行先でその土地の魅力を発見するのが好きで。
地域おこし協力隊の活動は、まさにそれに繋がる仕事ができると思い、応募しました。

三豊市に決めた理由は？

竹内さん　まず瀬戸内という地域が、人の生活と、海との距離感が近くて、素敵だなと憧れがありました。
また、大学では文化人類学の勉強をして、特に寺社仏閣に関心があるので、四国八十八箇所のお寺がある町に住みたいなと思っていました。

粟島にも行きました。漂流郵便局(瀬戸内国際芸術祭の出品作品)は、すごく素敵でした。お手紙をアートにするという視点が素晴らしいと思います。
メッセージ性のあるアートを見て、何か三豊市でできることがないかなと思うようになりました。

こけ枝さんのお知り合いにも、海が気に入って岐阜県から三豊市に移住された方がいるそう。瀬戸内の海には、多くの方の心を惹きつける魅力があるんですね。

さっそく三豊を分析！

三豊市に来られて1週間！という今、率直に、三豊はどうですか？

竹内さん　三豊に来たのがちょうど桜が満開の時期で、お天気にも恵まれて、さっそく紫雲出山に登りました！外国からの方もたくさんいらっしゃって、楽しいハイキングになりました。
桜を見るだけでなく、どうやったら保全していけるか、子どもたちの代に桜を繋げていけるか、お勉強会のような鑑賞会があり、そちらにも同行しました。
父母ヶ浜も、これまで旅行で来たこともあったのですが、住んでいるからには、と毎日父母ヶ浜に通っています。

大好きな海を眺めに・・・というわけでは、ないそうですね！？

竹内さん　どういうお客さんが、どこからきているのか改めて気になって。ゆっくり時間をとって見ることができたので、ボランティアの方と観光客がどういう交流をしているのか、何故人気なのか、思ったことをメモして分析してみました。
大きく分けて、3つの項目があります。

①感動する景色が、安定して美しい
天候に恵まれている、というのもありますが、ゴミが落ちていないんです。ボランティアの方々によって守られている、浜の環境が安定して美しく保たれているのが素晴らしいと感じました。

②体験を生む
皆さんを見ていると、写真を撮るだけではなく、撮る時の動作として飛んだり、傘をさしたり、色々なことをしています。写真撮影が一種の体験のようになっているので、行った話を、友だちなどにしたくなるのかなと考えました。

③境目があいまいになる
夕方、「昼と夜」の境目。そのグラデーションだけでなく、「海と陸」、そして「地域の方と多国籍な方々」、色々なものの境界線が曖昧になる、グラデーションのようになるのが魅力的でした。

この、私が感じた父母ヶ浜の良さを、今度はどう発信していくか、考えていきたいですね。

メモを見せてもらいながらお話を聞いていた筒井さんも、「父母ヶ浜に対して、素敵だなと漠然と感じている思いを全部言語化してくれてる！」と感動！
この分析も活かした、一歩踏み込んだ発信に期待が高まりますね。
最後に今後の活動の予定や目標も伺いました。

竹内さん　まずはこれから夏にかけて、イベントが盛りだくさんなので、そのお手伝いから始めます。地域の方たちのモチベーション、どういう想いで活動に取り組んでいるのか、勉強させてもらいたいです。いろんなイベントや地域に顔を出していきたいと思っています。
そして、三豊市、と言っても広くて、(様々な)風土・文化・人に魅力を感じています。そういったことを発信できるような、私自身、本が好きなので、本屋とか・・・活動しながら準備もしたいなと思っています。

多方面なご活躍、これから楽しみです！
ぜひまたお話聞かせてくださいね。
ご出演ありがとうございました！

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