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食を通して伝えたい子供たちへの想い 前山さん(前編)


香川県三豊市、風光明媚な荘内半島の先っぽ。海と山に挟まれた「箱」という小さな集落に穏やかな瀬戸内海を臨む「さらだくらぶ」と名付けられたログハウスがあります。周りは、バナナやイチジクなどの果樹に囲まれ、お庭には自然農園やハーブ園、そしてガーデンキッチンにはピザ窯まで。


香川県で30年にわたり食の大切さを伝え続けてきた前山さん



オーナーは、今回ご紹介する前山由美子さん。
「さらだくらぶ」でのお料理教室は今年で30年。
生涯学習インストラクター、女子栄養大学食生活指導士、食育指導士、HACCPインストラクター、石窯でピザ焼体験、テーブルマナー、ダイエットレッスン、イベント、マルシェの開催など、多岐にわたる活動をされていらっしゃいます。

いつも柔らかな笑顔と口調で、一体どこにそんなバイタリティがあるのかとびっくりしてしまうほど。少女のように目をキラキラさせて好奇心や興味を持ったことをどんどん形にしていく姿が素敵な女性です。
話を聞いていると本当に若い頃から興味を持たれたことに真っ直ぐに進んでこられらことがわかります。


結婚され、主婦として子育ても本気で取り組まれた彼女が、そこで気づいたのが食の大切さ。

彼女の活動の中心にあるのは『食』
彼女の活動の軸は、『食で育む心豊かで丁寧な暮らしの実現』です。


NPO法人しあわせごはん食の力~地球を笑顔に~立ち上げ



そして今年の2月NPO法人しあわせごはん食の力~地球を笑顔に~を立ち上げ、ますます活動の幅が広がっています。


「NPOしあわせごはん食の力」を立ち上げたのは、ずっと考えて来た、食と子どもたちのことを、まずは自分の周りからお役に立ちたいと思ったからです。


 NPO法人を立ち上げたからといってもすることは以前となにも変わりません。
「食と子どもたちのため」その思いは以前もこれからも同じ。
NPO法人を立ち上げたことで、補助金をこれまで以上に利用することができ、こどもたちのために出来ることを増やしたかったというのが前山さんの想い。もちろん、法人にすることでたくさんの事務作業も増えるわけですが、そんな前山さんの活動を応援する有志の方々が集まって法人は運営されています。

これまでの前山さんの活動や、熱い想いがたくさんの方に届き実際に行動に移されていることを感じました。

NPO法人しあわせごはん食の力の活動内容




NPO法人しあわせごはん食の力~地球を笑顔に~の活動の主軸は2つ

ひとつめは自然豊かなさらだくらぶの場所を使って
「植えよう、育てよう、観察しよう、収穫しよう。」

大人も子供も一緒に、さらだくらぶの自然農園で種まきから収穫までを体験し、毎回畑仕事だけでなく、一緒にお昼ご飯を作って食べたり、遊んだり、工作をしたりします。

春からの第1期はすでに終了し、9月から始まった第2期も大盛況で開催中です。


もうひとつは今年の8月から始まった「みんな食堂」

こどもも大人も関係なく必要な人に届けたいと決めたみんな食堂。どんな形がいいのか模索しながらひとつずつ進んでいっています。

みんな食堂は、毎月第4土曜日に三豊市詫間町にある松崎コミュニティセンターにて開催しています。 食の提供、学習支援、体験活動、多世代交流など。


詳細やお問い合わせはさらだくらぶFacebookまで。
NPO法人しあわせごはん食の力~地球を笑顔に~ただ今賛助会員を募集しています。


住所 香川県三豊市詫間町箱273-3

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