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入学すると一生出られない大学!?瀬戸内暮らしの大学始動!無料でクラスを体験できるオープンキャンパスは、2022年5月25日まで受付中!

入学すると一生出られない大学!?瀬戸内暮らしの大学とは?


温暖な瀬戸内海の気候と美しい自然に恵まれた三豊市。日本のウユニ湖として父母が浜が注目されたことをきっかけに、近年多くの観光客が訪れ、地域外からの事業者や若者と、地域との連携により、たくさんのプロジェクトが生まれています。

多くの観光客が賑わう父母ヶ浜

そんな三豊市で今回誕生したのは「大学」!?

ほんまもんレポーターひとみが、瀬戸内暮らしの大学の参画企業である、瀬戸内ワークス代表原田佳南子さんにお話を伺いました。

そもそも暮らしの大学とは一体?

暮らしの大学は、今年2022年7月に開校する、香川県の⻄部エリアに拠点を構え、年齢や居住地に関係なく全ての人が一生学び続けることのできる市⺠大学です。

地元香川県三豊市・観音寺市を中心に 18の企業・個人が参画してスタートします。

大学というと敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、より本格的なカルチャースクールというとわかりやすいでしょうか?

地元の方が興味のあるものに気軽に参加していただける大学です。

なぜ大学?暮らしの大学設立の背景とは?



三豊市はここ数年で、次々と生まれるローカルスタートアップが相乗効果を生み、地元の経営者と地域外からの若手人材が連携し、町に活気が溢れています。観光に訪れるだけでなく、豊かな自然や人に魅力を感じて、移住者の方も実際にたくさん増えています。


原田さんの代表されている
瀬戸内ワークスもその中で生まれた会社の一つであり、UDONHOUSEGATEなどさまざまな地域と人をつなぐプロジェクトをされてきていますよね。

はい、でも大切なのは今からだと感じています。
実際に私自身が三豊に住みだして感じていることですが、

ひとつは、この場所がとても魅力的で、地域でも世界とつながれるということです。

私が三豊に来たのはのは2018年の10月です。その次の年の春、父母ヶ浜の指定管理者が変わって、三豊鶴 がオープンしました。

こうやって街って変わっていくんだ、その現場に自分はいるんだって実感がすごくあって。それからも次々とたくさんのプロジェクトがここ三豊で立ち上がっていっています。

しかしもう一方で知的好奇心を満たす機会や設備はどうしても都会に比べて少ないということも感じています。


それは、ずっと三豊で暮らしている私も切に感じていることです。学校の選択、習い事ひとつにとっても地方は都会に比べると選択肢がどうしても狭くなってしまう。

そですよね。実際に移住を考えるときに「教育」の充実は選択の大きなポイントになります。知ることってとても楽しいこと。私たちは一生学び続けられます。その選択肢の幅を地方でも広げたい。


民間だからできること。作りたかったのは「知ることを通してできるコミュニティの場」



今回民間で市民大学を作った意味はどんなことがあるでしょうか?


まず大きいのはスピード感だと思います。
今回、必要を感じて、1年足らずで設立まで至ったのは、民間であるからこそです。これまでの三豊で培ってきた素地があったことはもちろんですが。

学ぶ楽しみは、学ぶそのものはもちろんですが、ともに学ぶ仲間ができることであると思います。

私たちが作りたかったのは「知ることを通してできるコミュニティの場」です。

そうするために私たちにできることは何か。ということを考えました。

今回参画している18の団体の多くは地元の企業です。実際に地元の人の必要としているニーズを掬い上げ、自分達の手で自分たちの暮らしを作っていく。それが大切だと思っています。

一般的なカルチャースクールとの違いもそのあたりにありそうですね。暮らしの大学の特徴を教えてください。


地域全体がキャンパス


フィールド全てがキャンパス


まずは地域全体がキャンパスということですね。
メインの事務局と教室は、河田タクシーの旧仁尾事務所をリノベーションして活用する予定ですが、この場所だけにとどまらず、地域内の全てがキャンパスになります。ある時は父母ヶ浜のビーチか、ある時は空き家など、エリア全体をキャンパスとして捉えて人々の暮らしリテラシーが上がるクラスが次々と展開されていく予定です。

子供でも大人でも、地元の人も観光客の人も、誰でも参加できる大学



そしてクラスに参加してくれるのは地元の方はもちろんですが、地域外の方や観光客の方も大歓迎。シーズンを通して通うクラス以外にも単発で参加できるクラスも予定しています。

もちろん年齢だって問いません。

自分の興味のあることをきっかけに普段出会えないような、異なる年齢や地域の方とコミュニケーションがとれ、学ぶを通した小さなコミュニティがどんどん出来上がっていく。そんな場所にしていきたいと思っています。


そんなコミュニケーションの場が増えるように地域の中に部室も展開していく予定です。


これはこの地域だからこそできることでもあると思います。
都会ではなかなかこういったコミュニティを作ることは難しいからです。


地域外からこられる方にとっては、この大学や、ここで出会った人が、この地域に訪れる理由になればよいなと考えています。


けん玉世界一のパフォーマーが先生!?バラエティ豊かな講師人も魅力


日本、世界中で活躍するけん玉パフォーマンスコンビ、ZOOMADANKEのコダマンによる、けん玉クラス、大人も子供も夢中になること間違いなし

さらにクラスを受け持つ講師人もとても魅力的です。

けん玉、ダンスなど、世界で活躍する講師から直接教えてもらえます。

18 の企業の中には、再生エネルギーの自然電力株式会社、エンターテイメントの株 式会社アミューズなど地域外の企業も参画し、各社の強みを生かした学びの場を実現しま す。さらに元文部科学副大臣の鈴木寛教授(現・慶應義塾大 学教授、東京大学教授)もプロジェクトへの出資及びアカデミックな分野における強力なサ ポートとして参画します。 三豊市教育委員会の探究学習プログラムの企画制作を担当している鈴木寛ゼミ生・ゼミ OB/OG も加わり、中高生の探究の場として、年代を超えた大人との交流の場所としても、 暮らしの大学のプラットフォームを活用していく予定です。

だれでも生徒、そしてだれでも先生!?自分だって先生にもなれる!?


そして暮らしの大学は、生徒として参加するだけでなく、先生へのチャレンジも大歓迎です。地域に代々伝わる教えや、職人さんの技を教わる場が生まれるのも暮らしの大学。


聞いているだけでワクワクしてきました。
実際にはどんなことができますか?

コミュニケーション学部、たべる学部、はたらく学部、生活学部などなど、多岐にわたる学部の中で自分の興味のあるクラスを選択して受講することができます。
本格的な開校は7月からで、基本的には、春夏秋冬の4学期制となっています。クラスによって回数も異なり、単発のクラスもあります。思い立ったらいつからでも入学可能。もちろん、休学も復学も自由です。習得したことを発表する場も作っていきます。



現在オープンキャンパスに向けて参加者募集中!魅力的な暮らしの大学のクラスを無料で体験できるのは今だけ。締め切りは5月25日まで。


バラエティ豊かなクラスがオープンキャンパス中も体験することができます。


暮らしの大学は、7月からの本格的な始動に向けて、2022 年 6 月 1 日〜12 日にオープンキャンパスを行います。瀬戸内BBQマイスタークラスや、焚き火コミュニケーションクラスなど、10個のクラスを募集していて、暮らしの大学のクラスを無料で体験できる機会となっています。


すでに人気で定員に達しているクラスや残席わずかのクラスもあります。気になる方はお早めにお申し込みくださいね。


ありがとうございます。ないものを嘆くのではなく、「ないものは創る」。まずは自分が動くところから。本当にその通りだと思います。私もオープンキャンパス参加させていただく予定です。これからの展望も楽しみにしています。


暮らしの大学
住所 香川県三豊市仁尾町仁尾辛35 番地 3

URL https://kurashinodaigaku.jp
Facebook https://www.facebook.com/setouchi.kurashinodaigaku
Instagram https://www.instagram.com/kurashi_daigaku/


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