三豊市の「放課後改革」その後・・・|山下市長ご出演
香川県三豊市の情報をお届けする「週刊みとよほんまモンRadio!」。
9月13日(金)の放送は、三豊市・山下昭史市長をスタジオにお迎えしました!
今年も好評!映画制作スクール
7月以来のご出演、ということで「ただいま!」とご挨拶いただき(笑)、今回も和やかに始まりました。
まずは三豊市で実施されている映画制作スクールについて今年の様子をお聞きします。参加を希望する子どもたちが、どんどん増えているとか。
山下市長 そうですね、今回で6年目、今年も30名を超える生徒さんが参加しています。
ちょうどこの三連休で、撮影を行いますよ。連休で2本、撮りきるので、なかなかハードスケジュールだと思いますが。
これまでも、さぬき映画祭で上映されたり、女優の黒木瞳さんが演技指導に来てくださったり、話題満載。この放送でご紹介いただいた時も盛り上がりましたね。
山下市長 大半の関係者が、よっさん(こけ枝さん)と同じ反応ですよ。「あの」黒木瞳さんが来られるの?!という。
この事業に関わっている東京のスタッフ――脚本や監督、照明、音楽、美術・・・それぞれを担当されるプロフェッショナルがいて、そのプロデューサーがいまして。そのプロデューサーさんが、色々とお声がけいただいて、いいよ!と手を挙げてくれた方が来てくださっているという形ですね。
そして今年はなんと・・・!?
山下市長 今年はなんと!奥田瑛二さんにご協力いただけることになりました!
しかも例年、監督は別の方が来てくれているのですが、今回は奥田さんが俳優として、監督として関わってくれることになりました。
子どもたちの中で役割分担をしていますが、監督やりたい!という子は奥田瑛二さん指導のもと、映画を作ることになりますね。
僕がむしろ監督やりたいくらい!子どもたちが羨ましいですよ。
映画を作るという過程を、それを普段職業にしている方に直に教えてもらえる貴重な機会ですよね。
これは本当に僕らの時代でいうと、東京や大阪に行って、専門のところに学びにいかないとできなかったことじゃないですか。
それが三豊、地元にいながらにして経験できる、というのはすごいことですよね。
続ける中で、生徒さんがだんだん増えたような感覚というのはやはりありますか?
山下市長 そうですね。始めた時は、10人ほどだったのが、続けていくと30人を超え、35人を超え・・・
中には、1年生の時に参加した子が翌年、楽しかったから!とお友だちを誘って参加してくれることもあり、そうやって周りに声をかけてくれて広がっていく、というのは、一番うれしいですね。
とてもいい経験になりますよね。
と、ここでこけ枝さんが「水を差すようで悪いんやけど・・・」と切り出し・・・「黒木瞳さんや奥田瑛二さんを呼ぶとなると、相当“かかる”んちゃう?」と素朴なギモン(笑)。同級生ならではの距離感で市長に迫ります。
山下市長 それを聞かれるとは・・・(笑)
子どもたちも聞いているかもしれないから!想像していただくということで・・・
市長、突然失礼しました(笑)。さて、話を元にもどして・・・子どもたちは夏休みから実際色々と活動してきたんですよね。
山下市長 そうですね。脚本を書いて、その中からどれを採用するか決めて。役割も決めていよいよ撮影、というところ。
いろんな学びの場になっていると思いますね。みんなでアイディアを出しあって、本気で話しあっている、とてもいい経験になっているんじゃないかな。
(今後、)三豊市の子じゃなくても、希望する子がいたら受け入れていきたいと思いますよ。東京に行かなきゃ体験できない、じゃなくて地元でできる。様々な経験ができる。そういうチャンスをどんどん作っていけたらと思います。
子どもたちが挑戦できる環境づくりを
様々な経験といえば、以前、部活動の地域移行についてのお話も伺いましたが、そちらはいかがですか。
山下市長 この映画制作スクールもそうですが、三豊市は「放課後改革」ということで、子どもたちの選択肢を広げていこう、と取り組んでいます。
ちょうど9月15日(日)、バスケットボールの3×3の大会を実施しますよ。
ゆめタウン三豊の駐車場をお借りしてコートを作り、男子8チーム、女子4チームが参加します。
3×3プレイヤーの岡田麻央さんやフリースタイルパフォーマンスのYujiさんも来られますよ。
三豊市の作った「ミクスポ」=三豊市文化・スポーツ振興事業団が主催し、株式会社モルテンさんも参加していただいて(開催します)。
バスケットボールって1チーム5人なんですが、(少子化などの影響で)5人揃わない、ということもあるので・・・3×3ってこんなに面白いよ、ということを知ってもらえたらいいですね。
競技の様子はもちろん一般の方も見学できますし、当日参加できる体験コーナーなどもあります。ぜひ観に行ってみてください。
こちら、明日開催です!
「夜間中学」生徒募集開始
夜間中学についてのお知らせもあるということで、お願いします。
山下市長 はい。三豊市立高瀬中学校夜間学級、「夜間中学」の来年4月入学の生徒募集が始まりました。
今年で4年目になります。昨年初めて1~3年生までが揃ったところで、次の年へ、ということでまた気持ちを新たに、入学希望者を広く募集いたします。
10月25日(金)18時から、26日(土)10時からと13時半から、3回に分けて説明会を行います。
また今回は来年4月入学に向けての説明会ですが、お問い合わせ・体験入学など随時行い、年度の途中でも入学できるような体制をとっていますので、ご連絡・ご相談いただければ。
遠方からも入学希望の方が来られているんですよね。
山下市長 はい、徳島県や、高松市・坂出市の方も通われていますよ。
皆さん自分から「学びたい」と思ってきてくださっているので、いきいきしているなと感じますね。
今日のお話、通して感じます!
山下市長 やりたいことにチャレンジできる、というのが大切ですよね。
「○○に挑戦したいのに、できない」というストレスを子どもたちにかけてはだめだと思っています。
子どもたちが少なくなってきている今の時代、できるだけ環境を整えて、ふるさと、三豊市を好きになってもらえたらいいですよね。
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