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夜間中学、デジタル田園都市構想・・・リーダーの目指す三豊市の未来

17市町のトップが週替りで登場し、誰よりも地元を愛しているリーダーが「わが町の魅力」を語る、FM香川で放送中の「THE MAYOR ~machiに恋する120秒~」(毎週月~木曜 7:54 ~7:58)。今週、7月11日~7月14日の放送には、三豊市、山下昭史市長が登場。

1.夜間中学、今年度開校

ーまず気になっているニュース、高瀬中学校夜間中学、いよいよ4月開校となりました。

山下市長 とりかかってから2年ほどかかりました。9名の生徒さんに通っていただいています。16歳から86歳まで、先生方も苦労しながら、生徒さんたちも手探りでやっているというところですが、すごいのが、生徒さんが休まないんです。毎日皆さん来ている。
それくらい学びたい・学びなおしたいという気持ちが本物。やはりそういう人たちが三豊市・香川県内にたくさんいて、そういった方々に学びの場を提供できたのが嬉しかったですね。

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9人が授業を受けているのを見ると、本当にこういうものが必要なんだなと感じますね。教育は、誰しもが等しく受ける権利があるわけです。
夜間中学の理念にもあるのですが「誰一人置き去りにしない」こと。
高瀬中学校夜間中学が、「不登校特例校」になっているのは、それを体現しているのでは、と思います。

ー公立の夜間中学としては全国初の事例ですよね。

山下市長 学びの最後の砦として、持続的に続いていく。ちゃんとした学校運営ができる、そういうものがまず第一ですね。

三豊市の夜間中学が特別であってはいけない。これはどこにでもあってしかるべきもので、特別な学校として存在するのではなく、当たり前にいたる所で存在すべきものだと思っています。色々な自治体にそういうふうに広がってほしいですね。

放送はこちらから!

2.デジタル田園都市構想

ー2日目の放送では、「デジタル田園都市構想」について伺います!

山下市長 デジタル田園都市構想は「ベーシックインフラ」という考え方を理念にしています。インフラ、基本的には橋や様々な施設、当たり前にありますが、それを健康をベースに考えよう、と。

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市民が基本的に健康であること、これが幸福感につながるんです。
幸せだな、この町に住んでてよかったな、と思えるひとつの大きな根拠が「健康であること」なんですね。町全体がwell-being、つまり幸福感を持っていると様々なことが上手く回っていくんじゃないかな、という考え方です。三豊市は、この取り組みをデジタルでおこなっていく。

たとえば血圧が高いなど、体調に不安がある人が、日々の自分の健康状態を知るってなかなか難しいですよね。ましてや健康な人は、一年に一度の健康診断で知るだけ、という場合もある。

すると自分が今どんな状態なのかわからない。これを、リアルタイムで分かるようにしていこう(という取り組み)。

健康な人が健康であり続けるため、データを取りながら「飲みすぎですよ、食べすぎですよ」と言ってもらえる状態が作りたい。それがベースにある新しい形のインフラを作っていこう、というのが三豊市としての、デジタル田園都市構想の肝の部分になるわけです。

これができると、交通・教育がどんどん紐づいていく。最終的に健康を核にして市民の活動に対しての様々なサービスがデジタルでできるという状態になっていくんです。

具体的なアイディアを交え、デジタル田園都市構想についてご説明いただきました!

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明日の記事では、木曜日・金曜日の放送内容についてご紹介します!

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