見出し画像

親子にもおすすめ。三豊市の奇石、鬼ヶ臼。伝説をめぐる里山トレッキング。



新緑の山が美しい季節。
父母ヶ浜、紫雲出山などの絶景で知られる香川県の三豊市は、実は手軽に登れる山の宝庫です。ここでは、ユニークな伝説が残る鬼ヶ臼山を紹介します。

ハイキング・ピクニックにおすすめの三豊市の山5選はこちら


https://note.com/mitoyocity/n/n6a152b5e177a


今回は鬼ヶ臼の別ルートのご紹介です。

以前紹介した、ショウタロウさんのルートとは別のスタート地点はこちらの末の登山口から。

ショウタロウさんの鬼ヶ臼登山の記事は こちら

今回のルートではショウタロウさんの記事でも紹介されている伝説の中の「赤子の足跡」や「馬の足跡」、「血の池」と讃岐の伝説の残る史跡を辿りながら登ることができます。

鬼ヶ臼の伝説


昔、鬼ヶ臼に一人の男神(鬼)がいて里人をさらっては、山上の岩臼でついていました。これを見かねた女神は、男神の馬と自分の赤子を競争させ、この勝負によって勝利して男神の悪事を止めさせました。その時の決勝点である岩の上には、今も赤子と馬の足跡が残っている。負けた馬は、岩に首を突きいれたという穴も残っている。
 近くには、首山という地名もあり、首山の地名は、昔、男神(鬼)が里へ出て村人をさらって臼でついていた。やがて人の首で山ができ、臼からあふれ出た血が麓に池を造った。その山を首山といい、その池を血の池という。近くにある「鬼ヶ臼荒神伝説」にいた鬼が捨てた人の首で谷が埋まり山になったことによるという伝説もあります。


さぁ!子供と一緒に登ってみましょう!

県道から少し入るともうすっかり山の中

ふかふかの落ち葉がきもちいい

「赤子の足跡」と「馬の足跡」


入るとすぐに「赤子の足跡」と「馬の足跡」が祀られています。

鬼ヶ臼は鬼の伝説が残る山。村人に悪さをする鬼を女神がこらしめた伝説があり,鬼と女神の戦いの跡として「赤子の足跡」が残されています。


子供達も興味津々。そんな地域の民話に触れられるのもよいですね。

「血の池」



そしてお次に待っているのは血の池。鬼の刈った首から流れた血でできたというおどろおどろしい名前が付いていますが、

周りは静寂に包まれていて、水鳥がいて、気持ちの良い場所でした。


道は基本的に整備されているのですが途中草に覆われているところも。

合流地点の鳥居


こちらの鳥居で別ルートと合流です。

ここからは坂も急になり、ひたすら頂上を目指します。

頂上の奇石


頂上の奇石に到着!すごい迫力です。


自分たちの住んでいる町を見下ろせ、ヒーロー気分になれます笑



恒例の焼きマシュマロ&コーヒータイム。

頂上は岩盤に覆われ、四方が見渡せとても気持ちが良いです。鬼ヶ臼は登山者も少なく、ゆっくり過ごせます。

今回ご紹介した登山ルートの方がショウタロウさんのルートより距離は長めですが、さまざまな伝説の残る史跡が見られるので初めての鬼ヶ臼登山には良いかもしれませんね。子供と一緒でもゆっくり1時間も見ておけば十分頂上に登れます。


県道219号(神田高瀬線)脇の「ふるさとふれあいの森整備事業」の看板が有る所に車を止めて斜め下に池沿いのコースを取ります。

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

最後まで読んでくれてありがとうございます。最新記事はこちらから!